医療の世界の実態について

傍から見ると医療の世界は奉仕の精神が第一にあり人助けをモットーとする清く正しい世界だと思っている人もいるかもしれませんが残念ながらそういう医療を行っている病院は少ないとわたしは感じます。現実は小説より奇なりと言う言葉があります。医療の世界を舞台とした権力闘争や事故や事件の隠ぺいをテーマにしたドラマや小説などが多数ありますが現実はもっと生々しくむごくいやらしい世界だと思います。多かれ少なかれどこの社会にも同じようなことは起きているのでしょうが、病院は資格社会で資格社会の弊害がはっきりと表れている場所でもあります。近年の医療の世界は医師が常に治療の中心ではなくチーム医療が叫ばれており患者さんの病態や予後に応じてチームの中のリーダーを決めることが求められていますが、実践できていることは少なく偏見や少ない情報の中で判断を下す医師の意見が絶対で他のコメディカルが意見を言えないことも多々あります。EBMと言って根拠に基づいた医療をやりましょうとのスローガンが掲げられて久しいですがあいかわらず鶴の一声のようなもので物事が決められることも多いです。こういう病院でははなかなか医療の進歩はありません。また近年は2年ごとに行われる診療報酬改訂でどんどん診療報酬が削られていることもあり、病院経営者をはじめ管理職はお金を稼ぐことへの執着がとんでもないです。患者さんをお金としか見ていない事務長も多く、医療に関して素人の銀行出身の事務長が増えたことでさらにその傾向が強くなっています。

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